梅雨は「いとをかし」
みなさん、こんにちは!
千葉市中央区東千葉、パン屋さんと薬局に挟まれたところにある個別指導塾の双進学院 椿森教室です。
都賀中・椿森中・院内小・千草台東小の子たちが多く通ってくれています。
定期テストが一段落し、あとは都賀中生の結果を待つのみというところです。
中学1年生の今後の課題としては、今までほとんどなかった、
「テストのために膨大な量の単語やキーワードを暗記する」、
ということが挙げられます。
テスト前に一気に覚えるというのは、
あまりお勧めできません。
授業で先生がくれる情報は、黒板の上だけではなく、配布されるプリント、さらには板書されない言葉と盛りだくさんです。
難しいとは思いますが、板書を写すだけで満足せず、
先生の言う事までメモを取っていけると良いですね。
さて、表題に関して、ジメジメと蒸した日が続きますね。
日本の四季は美しい、風情がある、いとをかし(すごく風情があるという事)、春はあけぼの…
などとと言いますが、梅雨という季節に対し、
現代では悪い印象を受ける人も多いのではないでしょうか。
例にもれず、自分もその一人です。
しかし、古来より日本という国で読まれてきた、詞や俳句などの季語にもあるように、
やはり、梅雨にも風情があるという見方はあります。
紫陽花(アジサイ)は夏の季語ですが、特に梅雨の季節に咲く花として、
ご家庭で育てていらっしゃる方も多い花です。
確かに最近、通勤中によく見かけます。
一口に紫陽花と言っても、青や紫、ピンク色に近いものまでさまざまで、
その色は土壌のpH値(ピーエイチ、ペーハーと言います。酸性、中性、アルカリ性の強さを表す数値)によるとされています。
これはさらに、土壌に含まれるアルミニウムがイオンになりやすかどうかに影響し、
そのアルミニウムイオンを紫陽花が吸収すると青くなるという事だそうです。
酸性の土壌ではアルミニウムはイオンになりやすく(青くなる)、
アルカリ性ではイオンになりづらい(ピンク色になる)そうです。
昔、某「謎の薬で体が縮んでしまった高校生探偵」の漫画で、
紫陽花の色の変化から土の中に何か埋まっているのでは…というお話を読んだ気がします。
また、正岡子規(まさおか しき)が残した俳句では
紫陽花や 昨日の誠 今日の噓
と、同じ花でも、日によって移り行く紫陽花の色と、
人の心の移ろいやすさを対比を表現するのに紫陽花を用いています。
梅雨の時期の天気の変化のしやすさも、付随して感じ取ることが出来ますね。
紫陽花の話ばかりになってしまいましたが、
雨に関して、こんな話もあります。
「一説では同じ雨でも、日本語には雨を表現する言葉が400種類ほどある」
梅雨(つゆ、ばいう)もそうですし、春雨(はるさめ)、五月雨(さみだれ)、時雨(しぐれ)…
四季の中で、様々なことに「をかし」を感じてきた日本だからこそこれほど多くの表現が生まれたのかもしれませんね。
梅雨が明けると夏が来ます。
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